新宿区西早稲田の多目的空間「トーキョーコンサーツ・ラボ」English

 
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態度と呼応のためのプラクティス|ヴォカリーズ・レッスン:松本真結子(作曲家)× 関川航平(アーティスト)

2022年12月27日(火)15:00開演(開演14:30)/ 19:00開演(開場18:30)

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《出演》

音について考える:松本真結子
猫について考える:関川航平
歌うことができる:溝淵加奈枝

いつ:
2022年12月27日 @ 15:00 – 16:30
2022-12-27T15:00:00+09:00
2022-12-27T16:30:00+09:00

『態度と呼応のためのプラクティス』は、若手・中堅音楽家が異なる専門性を持つ他者との共同制作に取り組む企画シリーズです。両者が、これまで培ってきた経験や技術を固有の「態度」として持ち寄り、互いに向き合い「呼応」しあうことによって、領域を超えた新たな表現の生成を目指します。

シリーズ第3回では、作曲家の松本真結子を紹介します。現代的手法に基づいた室内楽・オーケストラ作品だけでなく、地域・土地に根差している文化や風土に着目した音楽作品、ダンサーとの共同制作による作品など、自然や他者との関係に基づいた作品も手掛ける作曲家です。
松本と共同で制作を行うのは、アーティストの関川航平です。パフォーマンスやテキスト、インスタレーションや展示企画など幅広い手法を用いて、時間や認識そのものについて考察し直すような作品を発表しています。
「ヴォカリーズ・レッスン」では、ごく私的なエピソードを起点として“歌う”という⾏為を捉えなおし、その行為に至るまでの過程や動機、あるいは隔たりについて考え、そこに内包される⾔語/⾮⾔語的な可能性と、歌と⽇常との交点について試⾏します。

料金

一般:4,000円 *代金は当日受付にてお支払いください。
オンライン配信:2,000円 *19時開演の回のみ

チケット予約・お問い合わせ

チケット予約:https://toconlab20221227.peatix.com/

お問い合わせ:東京コンサーツ(Tel: 03-3200-9755 *平日11:00-16:00)

出演者プロフィール

松本真結子|MATSUMOTO Mayuko
作曲家。自然現象、風土、身体・動物の動きから「生きもの」としての音の解釈を試みる。室内楽・オーケストラ等の音楽作品にとどまらず、そのスタイルを生かした、映像・絵本・ダンス等との共同制作による作曲・パフォーマンスに取り組む。近年は、瀬戸内の女木島の音を模した《in front of waves》(2022)、地元長野県の太神楽を引用した《Kagura Paraphrase》(2020)等の地域性・場所性と音響空間の関係を起点とした作品を発表。自然物を用いたワークショップ「Potluck Sound in 女木島」を企画。第35回現音作曲新人賞に入選・聴衆賞《Wandering Memory》(2019)、第88回日本音楽コンクール作曲部門第1位《風の形象》(2019)。日本大学大学院芸術学研究科音楽芸術専攻を修了。日本大学研究員。https://mayukomatsumoto.com/


関川航平|SEKIGAWA Kohei  

1990年生まれ。パフォーマンスやテキスト、インスタレーションなど様々なアプローチを通じて、意味の伝達について考察している。近年の主な個展・グループ展に、「至るところで 心を集めよ 立っていよ」(Yutaka Kikutake Gallery、2022)、「あざみ野コンテンポラリーvol.11 関川航平 今日」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2020)、「THEY DO NOT UNDERSTAND EACH OTHER」(大館美術館、2020)、「開館40周年記念展 トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」(国立国際美術館、2019)など。 https://www.sekigawa-kohei.com/
photo: Yoshikazu Inoue

 

溝淵加奈枝|MIZOBUCHI Kanae
ソプラノ。香川県高松市出身。ベルリン在住。国立音楽大学卒業後、ストラスブール地方音楽院修了、シュトゥットガルト音楽・演劇大学現代音楽科を卒業。現在は声楽アンサンブルのSchola Heidelbergに参加。これまでの活動歴に、ロワイヨモン財団「新しい声」講習会(奨学生として、フランス)、Medici Archive Project(イタリア)、Snape Maltings(ブリテン・ピアーズ財団、イギリス)への参加など。http://kanae.uunyan.com/

備考

東京コンサーツ 〈文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業〉
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*本公演は新型コロナウイルス感染予防、拡散防止への対応策を徹底した上で実施いたします。


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