西陽子海界(うなさか)をうたう 西陽子×藤枝守
《出演》
出演:西陽子(歌・箏)
賛助出演:江原優美香・脇坂明日香
プログラム
西陽子海界(うなさか)をうたう 西陽子×藤枝守
「うなさか」とは、舟が水平線に達すると、影を隠して見えなくなるのを不審に思うた古代の人が、其処に傾斜があって、其を下るから見えぬ様になるものと考えていた空想の坂。(折口信夫『萬葉集辭典』より出典。 )
折口信夫の歌集『海やまのあひだ』を軸に2年をかけて音楽作品を作る。
博多湾・志賀島の近くに住みインスピレーションを受けながら作品を作り続けている藤枝守と聖 地・熊野を抱く和歌山に生まれ育った西陽子にとって、「海」は大きな存在であり原点でもある。 お互いの作品を交えつつ、万葉集、小泉八雲、折口信夫の歌に詠われる海界を箏歌として歌う。 今回はその前奏として演じられる。
<演奏曲目>
西陽子作品
月夜の海
新作
藤枝守作品
はじまりの妣
海原
天の鳥舟(新作)
海界をすぎて
料金
全席自由 3,500円
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higokotoyogoto_project@yahoo.co.jp
出演者プロフィール
西陽子(歌・箏)
プロフィール
1964年和歌山市生まれ。12歳で沢井忠夫に入門。その後、沢井一恵にも師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科を86年に卒業、皇居にて御前演奏。93年に東京でデビュー、翌年全曲委嘱新作によるリサイタルを行う。2001年から「face」、06年から「LETTER」のシリーズを展開。08年よりアメリカ3都市、ハンガリーとドイツを「SPIRIT OF A TREE」ソロツアー。ソロ活動の他、KOTO VORTEX、神奈川県立音楽堂レジデンシャルアーティスト・TRIO DU MONDE、藤枝守の「モノフォニー・コンソート」、高橋悠治プロデュースの伝統楽器グループ「糸」のメンバーとして活動、木戸敏郎による古代楽器の復元活動に参画。2008年ダボス会議、09年より毎年ブラジルで公演を行い、10年上海万博、小澤征爾音楽監督JAPAN.NYC音楽祭に出演し、同年から3年間コロンビア大学客員研究員を務めた。11年にカーネギーホールで公演、14年にリトアニアで権代敦彦の新作オペラ「桜の記憶」に出演。15年にはパリにてリサイタル。これまでに14カ国26都市でソロ公演を行い、5枚のアルバムをリリース。
オフィシャル・ウェブサイト http://nishi-yoko.com
備考
【10/26-11/27動画配信】西陽子海界(うなさか)をうたう 西陽子×藤枝守
動画配信チケット料金 2,500円
https://nishiyoko2021.peatix.com